2005.12.1 | おせち料理の食材 | おせちやお雑煮には、新年を迎えるにあたり健康や豊作、長寿を願って縁起の良いものを使うようになっています。せっかくの縁起物、その由来を知って調理の仕方、切り方に気を配ってみましょう。 |
2006.1.1 | 味覚障害 | 味覚障害(taste disorder)は、食べたものの味がわからなくなる病気で味蕾(みらい)から脳への伝達経路に異常が生じて起こる障害です。伝導性味覚障害、感覚性味覚障害、神経性味覚障害あどがあり精神的な原因によって起る心因性味覚障害もあります。
味蕾は新陳代謝が活発で、その代謝機能が低下すると味覚も鈍ってきます。代謝低下の原因としては亜鉛不足が多数を占めるため 味覚が鈍ってきたと感じるときは、牡蠣など亜鉛を多く含む食材を食べてみてください。また、味覚は舌全体で感じるもので、以前言われていたような味覚地図は正しくないそうです。 □□□ 詳細は・・・島村光治先生のホームページで →http://shima.npo.gr.jp/ |
2006.2.1 | 節分と恵方巻き | 節分とは本来、季節の分かれ目を意味していて、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」のそれぞれの前日をさす言葉でしたが、冬から春への節目を一年の境として考え、立春の前日を特に「節分」と言う様になったようです。「豆まき」の行事は中国から伝わった風習で、「鬼やらい」、「厄払い」「厄おとし」などの言葉も私達には馴染み深いものです。厄年が節分を境にするのはここから来ているのですね。 京都の神社では、節分祭、追儺式(ついなしき)などの名称で、今も行事が盛んに行われています。 近年できた風習では、鰯(いわし)の頭を柊(ひいらぎ)の小枝に刺して戸口に挿したり、巻き寿司を恵方に向かって食べたりするものがあります。鰯は魔除けのため、巻き寿司には福を巻き込む、縁を切らないという意味を持っているようです。 この「恵方巻き」、大阪海苔問屋協同組合が道頓堀で行った「巻き寿司のまるかぶり」の行事をマスコミが取り上げたのがきっかけで、それを見た全国の食品メーカーが便乗して全国へ広まったようです。 |