〜ふだんよく食べる食品〜
ふだん、よく食べるけれど買ってくるもので、みんなでも作れる食品を紹介するわ。
作り方を見るときは写真をクリックしましょう。
食品の種類
うんちく
江戸時代に「豆腐百珍(とうふひゃくちん)」という、とうふ料理が100種類のっている本がありました。
高野どうふはとうふを凍らせて、水分をぬいて作られたものです。
中国、韓国、ベトナム、タイなど、アジアのいろんな国でも広く食べられています。
うどんだしは地方によって特色があります。大きくは関東こい味、関西うす味と言われます。
弾力があって、ちょっとかたいような かみごたえを「こしがある」といいます。
めんの太さによって、太いものから「うどん」、「ひやむぎ」、「そうめん」と呼び方が変わります。
竹に巻いたものが「がま」という植物の「穂」に似ていることから「かまぼこ」と呼ばれるようになりました。
かまぼこの弾力・歯ごたえのことを「足」と言います。
11月15日はかまぼこの日になっています。
ささの葉の形をした「笹かまぼこ」、表面に焼きいろをつけた「焼きかまぼこ」、結婚式に使われる「細工かまぼこ」などがあります。
魚を開いて内ぞうを取りのぞいて作りますが、いわしなどの小さな魚はそのまま干すこともあります。「丸干し」と言われます。
乾燥させると、表面にかたいまくができて長い間保存できます。食感も生魚や焼き魚と違ったものになり、うまみも出てきます。
干すときは日かげがよく、風が必要です。
アジの他にも、いろんな魚で作られています。
今回の「白菜の浅漬けキムチ風」は塩で漬けましたが、本当のキムチは時間をかけて乳酸発酵(にゅうさんはっこう)させて作ります。
ぬか漬けの他、酒のかすを使う「かす漬け」や、みそを使う「みそ漬け」などもあります。
漬け物は独特(どくとく)の香りがするので、室町時代には「香のもの(こうのもの)」と言われるようになりました。