～ふだんよく食べる食品～
ふだん、よく食べるけれど買ってくるもので、みんなでも作れる食品を紹介するわ。
作り方を見るときは写真をクリックしましょう。
食品の種類
歴史（れきし）
とうふは中国で作られていたと言われています。
日本には奈良時代に遣唐使（けんとうし）が伝えたとされています。
江戸時代の中ごろから、だれもがよく食べるものとなりました。それまでは、特別な日に食べるごちそうでした。
うどんの歴史には、いろんな説があります。奈良時代や平安時代に中国から伝わったと言われています。
うどんは小麦粉をこねて作ったものですが、形が変わると呼び方や食べ方も変わります。昔からいろんな形で食べられてきました。
江戸時代になって、温かい温麦と冷たい冷麦をまとめて「うどん」と呼ぶようになりました。各地で特色のあるうどんができて、よく食べられるようになりました。
平安時代の書物に書かれているのが最初で、竹に巻いたちくわのような形でした。
室町時代に板につけて焼くようになりました。
江戸では蒸しかまぼこが多く作られるようになりました。かまぼこはまだ高級品でした。
明治時代になると、各地で特色のあるものが作られるようになりました。
大正時代になると高級品ではなく、一般にもよく食べられるようになりました。
縄文時代には魚を干して食べられていました。
奈良時代には、魚が取れる地方で作られたものが都まで運ばれ、献上（けんじょう）されていまいました。
冷蔵庫がなく、移動に時間のかかる平安時代には、傷みが早い魚は高価で貴族の食べ物でした。
江戸時代には、いろんな地域で干物が作られるようになり、みやげものとして人気がありました。
現在は長い間保存する必要がないので、塩をひかえめにした生干し、一夜干しが多いです。
野菜を保存するために塩をふったら、発酵しておいしくなったのが漬け物のはじまりです。漬け物のことが奈良時代の木簡（もっかん）に書かれていました。
江戸時代には、漬け物のレパートリーが増え、ぬかを使う「ぬか漬け」や塩でもんで数時間から１日で食べる「浅漬け」が作られるようになりました。
現在は長く保存する必要がないので、塩の量を減らして作るようになりました。
