A加工食品・保存食品を作ってみよう

〜昔ながらの日本の食品〜

私たちの食卓に欠かせない、昔ながらの食品を紹介するわ。
ぜひチャレンジしてみて。
作り方を見るときは写真をクリックしましょう。

しくみ・チャレンジ度 歴史(れきし) うんちく

食品の種類

うんちく

 

原料のこうじには、米・麦・豆が使われますが、米こうじを使ったものが最も多く作られています。

赤みそは塩分濃度(えんぶんのうど)が高く、塩からく、熟成期間(じゅくせいきかん)が長いのでコクがあります。

白みそは塩分濃度(えんぶんのうど)が低く、熟成期間(じゅくせいきかん)も短いです。こうじの糖分によって甘くなります。

豆こうじを使ったものからは、赤みそが作られることが多いです。赤みそ、白みそを合わせたもので、調合みそというものもあります。

愛知県などの中京地域では、黒っぽい八丁みそがあります。そのみそで作ったみそ汁は赤だしと言います。

 

梅干しは漬けものの一種です。

塩漬けしただけのものを白干しと言います。赤じそやはちみつ、かつおなどを加えて色や風味を変えたものは調味漬けになります。

梅干しがすっぱいのは、「クエン酸(さん)」という成分(せいぶん)を多くふくんでいるからです。レモンがすっぱいのもクエン酸が多いからです。

俳句をよむときに、季語として使うことができます。季節は夏になります。

 

伝統的な納豆は、蒸した大豆をわらでつつみ、40℃くらいに保温して1日おきます。わらについていた納豆菌が大豆に移って、大量に増えて発酵(はっこう)すると納豆になります。

納豆は精進料理(しょうじんりょうり)として、お寺の納所(なっしょ)で作られていたことが名前の由来と言われています。

納豆菌は100℃になっても死にません。

7月10日は納豆の日です。

ひきわり納豆とは、大豆をくだいて発酵させたものです。ふつうの粒納豆(つぶなっとう)にくらべて発酵が早く、消化がよいと言われています。

 

小麦、オオムギ、トウモロコシなども、稲と同じ仲間のイネ科の植物です。

日本の稲はジャポニカ種という丸い小粒のもので、もっちりした食感です。他に細長いインディカ米があり、パサっとした食感ですが、カレーや炒めご飯に合います。