
〜昔ながらの日本の食品〜
みそ
必要な道具
◇大きなボウル
◇マッシャー
◇ジッパー付き保存ポリ袋(大)
◇容量3L程度のシール容器(タッパー)
◇みそと同じくらいの重量の重し(塩や皿など)

大豆は分量の水に、8時間ほどつけておきます。

十分にふくらんだら、水ごとなべに入れて、4時間程度、手で簡単につぶせる程度の柔らかさになるまで、コトコトと煮ます。
途中で水分が減ってきたら、湯を足していきます。
圧力なべで煮る場合
鍋によって異なりますが、圧力強で20分前後が目安です。

ポリ袋とシール容器の内側を、焼酎を含ませたキッチンペーパーでふき、消毒します。

ゆで上がったら、分量のゆで汁を取り分け、大豆をザルに取って、湯を切ります。
大きめのボウルに大豆を入れて、温かいうちに、マッシャーでしっかりとつぶします。

このくらいまでつぶします。

米こうじと塩を混ぜ合わせておき、冷めたつぶし大豆に、こうじを加えて、手で混ぜます。

大豆のゆで汁を少しずつ加えながら、しっかりともみ込みます。

全体にしっとりするまで、ゆで汁を加えます。

できたら、空気を抜きながら、直径5cm程度のボール状に丸め、みそ玉を作ります。

ポリ袋の口を広げ、みそ玉を上から落として、空気を抜きながら、つめていきます。

ポリ袋の空気を手でよく抜いてから、ジッパーを閉めます。

シール容器の中にジッパーを上にして入れます。
みそ以上の重しをのせて、ふたをします。

風通しが良く、暗く涼しい場所を探して熟成場所にします。

10日たったら、天地返し(みそを空気に触れさせる)をします。
手を清潔にし、ジッパーの口を開けて空気にふれさせます。
こぼれないように外からもんで、全体をなじませながら混ぜます。

再び、しっかりと空気をぬいてジッパーをしめ、シール容器に入れて重しをします。

夏季なら2〜3カ月、冬なら3カ月〜半年たつと、熟成が進み、色が濃くなります。
匂いや色、味を見て、好みの状態になったら、冷蔵庫に入れて熟成を止めます。
清潔な別の保存容器に移し替えてもいいでしょう。
米こうじ
こうじには、麦や豆もあります。
使うこうじによって、今回の分量を目安にしながら、大豆や塩の分量を加減しましょう。
カビ
梅雨時期は、みそ表面に白くカビが生えることがあります。
そのときは、その部分を薄くそぎ取り、再び空気をしっかりぬいて、熟成を続けます。