A加工食品・保存食品を作ってみよう

〜昔ながらの日本の食品〜

みそ

材料
約1kg分
 
大豆
150g
 
600cc(大豆の約4倍)
 
米こうじ
450g
 
あら塩
90g
 
大豆のゆで汁
280cc
 
焼酎またはホワイトリカー(35度以上のものがよいでしょう)

大さじ1程度
 

必要な道具

◇大きなボウル
◇マッシャー
◇ジッパー付き保存ポリ袋(大)
◇容量3L程度のシール容器(タッパー)
◇みそと同じくらいの重量の重し(塩や皿など)

みそ
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1

大豆は分量の水に、8時間ほどつけておきます。

 
 
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2

十分にふくらんだら、水ごとなべに入れて、4時間程度、手で簡単につぶせる程度の柔らかさになるまで、コトコトと煮ます。
途中で水分が減ってきたら、湯を足していきます。

 
 
 
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圧力なべで煮る場合

鍋によって異なりますが、圧力強で20分前後が目安です。

 
 
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3

ポリ袋とシール容器の内側を、焼酎を含ませたキッチンペーパーでふき、消毒します。

 
 
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4

ゆで上がったら、分量のゆで汁を取り分け、大豆をザルに取って、湯を切ります。
大きめのボウルに大豆を入れて、温かいうちに、マッシャーでしっかりとつぶします。

 
 
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このくらいまでつぶします。

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6

米こうじと塩を混ぜ合わせておき、冷めたつぶし大豆に、こうじを加えて、手で混ぜます。

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7

大豆のゆで汁を少しずつ加えながら、しっかりともみ込みます。

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8

全体にしっとりするまで、ゆで汁を加えます。

 
 
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9

できたら、空気を抜きながら、直径5cm程度のボール状に丸め、みそ玉を作ります。

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10

ポリ袋の口を広げ、みそ玉を上から落として、空気を抜きながら、つめていきます。

 
 
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11

ポリ袋の空気を手でよく抜いてから、ジッパーを閉めます。

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12

シール容器の中にジッパーを上にして入れます。
みそ以上の重しをのせて、ふたをします。

 
 
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13

風通しが良く、暗く涼しい場所を探して熟成場所にします。

 

14

10日たったら、天地返し(みそを空気に触れさせる)をします。
手を清潔にし、ジッパーの口を開けて空気にふれさせます。
こぼれないように外からもんで、全体をなじませながら混ぜます。

 

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再び、しっかりと空気をぬいてジッパーをしめ、シール容器に入れて重しをします。

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16

夏季なら2〜3カ月、冬なら3カ月〜半年たつと、熟成が進み、色が濃くなります。
匂いや色、味を見て、好みの状態になったら、冷蔵庫に入れて熟成を止めます。
清潔な別の保存容器に移し替えてもいいでしょう。

 
 
 
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米こうじ

こうじには、麦や豆もあります。
使うこうじによって、今回の分量を目安にしながら、大豆や塩の分量を加減しましょう。

 
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カビ

梅雨時期は、みそ表面に白くカビが生えることがあります。
そのときは、その部分を薄くそぎ取り、再び空気をしっかりぬいて、熟成を続けます。