〜もっとチャレンジする野菜作り(上級&冬野菜)〜
ハクサイ(アブラナ科)
ハクサイは寒くなってから成長する野菜なので、種まきの時期を守ることが大切よ。
よい時期に種まきができて肥料をちゃんと与えたら、きれいに巻いてくれるわよ。
寒くなって霜(しも)に当たると、甘くなっておいしいわ。
プランターで育てるときは、ちょっと小さいミニハクサイがおすすめよ。
苗ポットに発芽用の土を入れ、しめらせます。
種を2、3粒ずつまき、軽く土をかぶせてます。
きりふきを使ってやさしく水をかけます。
新聞紙でおおい、芽がでるまで毎日、土と新聞紙をしめらせます。
芽が出てきたら、新聞紙をとって、太陽にたっぷりあてます。
まだ小さいので、水やりはきりふきのままです。
小さく弱い芽を間引き、ポットに1つの芽だけが残るようにして大きくします。
間引いた芽は、薬味やサラダにして食べましょう。
1日1回、たっぷり水やりをして育てます。
植え付けが終わったころに気温が高いと、虫がつくことがあります。
虫がついた状態で結球(葉の先が閉じて丸く球のようになること)するのを防ぐために、虫よけカバーを利用してみましょう。
少しずつ葉が閉じてきました。
葉が閉じた中で、新しい葉が出てきてつまっていきます。
中の葉には日が当らないので白くなります。
大きく結球したら、てっぺんを押さえてみます。
しまった感じがあれば収穫時期です。
フワフワとして柔らかければ、中の葉がつまりきっていないということなので、もう少し待ちます。
すぐに収穫しないときは外側の葉で全体をつつみ、株をしばっておきます。
寒さにたえて、1月くらいまでそのまま保存することができます。
根元から切り取り収穫します。
白い茎の部分に黒い点が見られるときがありますが、栄養が多すぎたためにできたもので食べても大丈夫です。
春が近づき日が長くなると、気温が低くても、ふたたび葉先が開いてきます。
さらにそのまま置いておくと、「とう」が立ち花が咲きます。