@野菜を栽培・収穫してみよう

〜もっとチャレンジする野菜作り(上級&冬野菜)〜

ハクサイ(アブラナ科)

ハクサイは寒くなってから成長する野菜なので、種まきの時期を守ることが大切よ。
よい時期に種まきができて肥料をちゃんと与えたら、きれいに巻いてくれるわよ。
寒くなって霜(しも)に当たると、甘くなっておいしいわ。
プランターで育てるときは、ちょっと小さいミニハクサイがおすすめよ。

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ハクサイ
 

栽培時期

栽培時期

栽培手順

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1

苗ポットに発芽用の土を入れ、しめらせます。
種を2、3粒ずつまき、軽く土をかぶせてます。
きりふきを使ってやさしく水をかけます。
新聞紙でおおい、芽がでるまで毎日、土と新聞紙をしめらせます。

 
 
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2

芽が出てきたら、新聞紙をとって、太陽にたっぷりあてます。
まだ小さいので、水やりはきりふきのままです。

 
 
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3

小さく弱い芽を間引き、ポットに1つの芽だけが残るようにして大きくします。
間引いた芽は、薬味やサラダにして食べましょう。

 
 
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4

本葉が4〜6枚くらい出てきたら、プランターに植えかえます。
プランターに元肥と土を入れて、しっかりしめらせます。
苗ポットからやさしく苗を取り出し、植えつけます。

 
 
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ドロはねと虫を防ぐために、土カバーをしています。
なくても育ちます。

 
 
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5

1日1回、たっぷり水やりをして育てます。
植え付けが終わったころに気温が高いと、虫がつくことがあります。
虫がついた状態で結球(葉の先が閉じて丸く球のようになること)するのを防ぐために、虫よけカバーを利用してみましょう。

 
 
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6

葉がうずのようにではじめたら、追肥をします。
液肥なら10日に1度、水やりのかわりに与えましょう。
固形の追肥なら、収穫までに2回ほど与えましょう。

 
 
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7

少しずつ葉が閉じてきました。

 
 
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葉が閉じた中で、新しい葉が出てきてつまっていきます。
中の葉には日が当らないので白くなります。

 
 
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大きく結球したら、てっぺんを押さえてみます。
しまった感じがあれば収穫時期です。
フワフワとして柔らかければ、中の葉がつまりきっていないということなので、もう少し待ちます。

 
 
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すぐに収穫しないときは外側の葉で全体をつつみ、株をしばっておきます。
寒さにたえて、1月くらいまでそのまま保存することができます。

 
 
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11

根元から切り取り収穫します。
白い茎の部分に黒い点が見られるときがありますが、栄養が多すぎたためにできたもので食べても大丈夫です。

 
 
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12

春が近づき日が長くなると、気温が低くても、ふたたび葉先が開いてきます。

 
 
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さらにそのまま置いておくと、「とう」が立ち花が咲きます。