〜栽培を始める前に(必要な道具・知識)−土作り〜
プランターへの土の入れ方を見てみましょう。
鉢底石をしきつめたり、植込みの前に土をしめらせておくなど、コツがあります。
地面に植えるときも同じように、肥料や栄養のある土を混ぜてから、湿らせます。
プランターで育てる野菜の土作り
ポイント1
プランターに鉢底ネットをしき、鉢底石をしきつめます。
底が見えなくなるくらい入れます。
ポイント2
プランターの半分くらいまで土を入れます。
元肥えや他の種類の土を混ぜ込むときは、ここで加えて混ぜます。
野菜の種類に合わせて肥料を変えてあり、専用の土として売られているものもあります。
◇腐葉土(ふようど)
微生物(びせいぶつ)を持っていて、
分解作用(ぶんかいさよう)で土の状態を良くします。
◇鹿沼土(かぬまつち)
水はけを良くします。
◇黒土(くど)
ミネラルを多く含みます。
◇元肥として使う固形の肥料
ポイント3
この時点で、スコップで混ぜながら土全体をしめらせます。
最初の土はよく乾いていて水をはじきます。
プランターの上まで土を入れてしまうと、たくさん水をかけても、全体をしめらす前にプランターの下に流れ落ちてしまいます。
スコップで混ぜるのも、土が重くて苦労します。
ポイント4
あと半分、土と元肥を入れて水をかけます。
ポイント5
袋のうらに、栽培のコツが書いてありますので、参考にしてみましょう。
庭や畑に植えるときは、土を柔らかくほぐし、足りない栄養素を足します。
バケツで育てる稲の土作り
ポイント1
稲を栽培するときは、水田のように粘土質(ねんどしつ)の土を使います。
ポイント2
元肥や腐葉土、黒土を加え、野菜栽培の土も少し混ぜておきましょう。
ポイント3
水を含むとねばりがでます。
こうなっていなければ、いつも水につかっている田植えをした苗は浮いてしまいます。
種まき用の土作り
ポイント1
発芽用の土は専用のものが売られています。
ポイント2
芽が出やすいようにやわらかく、水をよく含みます。
軽くて、土が細かいです。