お米はさっと洗ってから広めのざるに上げ、しっかり水気を切ります。
ざるが小さかったり、深かったりすると、中心の水気が切れにくいので、広いものを使いましょう。
サフランを水(サフラン用)50ccにつけて、色出ししておきます。
えびといかの下しょりをして、炒めます。
えびは、つまようじをつかって、からの切れ目から背ワタをぬきます。ひげや足は、手でちぎります。
いかは胴の中に手を入れて、外がわの身と内ぞうがひっついているところを、はずしておきます。顔を持って内ぞうをひきぬき、また手を入れて、胴にくっついている透明の細い骨もぬきとりましょう。
できたらきれいに洗って、輪切りにします。顔の部分と足先1cmを切り捨て、残りの足を3pの長さに切って使いましょう。
下しょりのすんだ、えびといかを、分量のオリーブオイルで炒めて取り出します。フライパンは洗いません。
ピーマンは種とじくを取り、1cmのはばに短ざく切りにして、炒めます。
えび、いかを炒めた後の同じフライパンで、オリーブオイルを足して炒めます。できたら取り出します。フライパンは洗いません。
あさりは白ワインでむし煮にし、むし汁を取り分けておきます。
小なべにあさりと白ワインを入れ、ふたをして蒸します。
カタカタと音が鳴ってきて、あさりが開いたら火を止めます。
あさりとむし汁は、別にしておきましょう。
トマトの水煮を汁気と果肉部分に分けておきます。
トマト水煮缶の200gの分量はふつうの缶詰なら半分の量です。実だけでなく汁も半分の量を計って使います。
実がホールのままなら、木べらなどを使って、ざく切りにしておきます。
たまねぎ・にんにくはみじん切りにします。
サフラン水+あさりのむし汁+トマトの汁=360ccにします。
360ccにならないときは、水を足して、360ccにしておきます。
Gのスープをなべに入れて、コンソメを加えます。火にかけて温めておきます。
このスープが冷たいと、お米にかたい部分が残ることになります。
パエリアを仕上げていきます。
ピーマンを炒めたフライパンに分量のオリーブオイルを足して、玉ねぎとにんにくを炒めます。良い香りがしてきたら、お米を入れて、全体に油がしみこむまで炒めます。
温めておいたHのスープとトマトを加えて混ぜ、お米を平らにします。
ピーマン、えび、あさりをきれいに並べ、ふたをします。
強めの火で1分、その後弱火で19分炊きます。
最後に5秒強火にしてから火を止めて、そのまま10分むします。