〜種からの野菜作り(中級)〜
シュンギク(キク科)
シュンギクは種まきの時期を守れば育てやすい野菜で、春と秋に種まきができます。
春まきは害虫がつきやすいので、秋まきをおすすめするわ。
種まきが遅くなると成長が遅く、よく育たないこともあるので気をつけましょう。
芽が出るまでは、乾燥をふせぐために、ぬれた新聞紙で上をおおっておきましょう。
激しい雨も防いでくれます。
水やりは、芽が出てしっかりするまで、きりふきを使います。
新聞紙をめくって、毎日やりましょう。
芽がでてきたら、十分日に当てます。
虫にやられないように光を通すタイプのカバーをしておきましょう。
1日1回、たおれないように低い位置からそっと水やりをして育てます。
ほとんど発芽して、ふた葉になったら、元気のない芽やまとまってはえてきた部分を間引きます。
間引きしたベビーシュンギクは、かいわれ菜として食べましょう。
少しずつ成長してきます。
追肥は、まき肥なら収穫までに1回くらい与えます。
そのとき表面の土を軽くほぐして、株がたおれないように根元に土をよせておきます。
液肥なら10日に一度、水やりの代わりに与えます。
2か月ほどで収穫できます。
切り取るときに、根と根元の葉を3枚ほど残します。
わき芽が伸びて成長してきますので、長い間収穫することができます。
春まきは「とう」が立ってきますので、根元から切り取ります。