@野菜を栽培・収穫してみよう

〜種からの野菜作り(中級)〜

青ネギ(ユリ科)

葉ネギとも言われるこのネギは、根元を残して収穫すると、また若い芽がのびてきて、2、3回収穫することができるのよ。
みそしるや冷やっこなどの薬味として、あるととても便利ね。
芽のでかたがかわいいわ。

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青ネギ
 

栽培時期

栽培時期

栽培手順

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1

小さなプランターでも十分育ちます。
プランターに苦土石灰(くどせっかい)を加えた土と元肥を入れて、しっかりしめらせます。
種をまく部分に、浅くすじをつけ、種をパラパラと入れていきます。
やさしく土をかぶせて、軽くおさえます。
あまり深くうめたり、ギュッと土をかためると芽が出にくくなります。
最後にきりふきで、水をかけます。

 
 
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2

芽が出るまでは、乾燥をふせぐために、ぬれた新聞紙で上をおおっておきましょう。
激しい雨も防いでくれます。
水やりは、芽が出てしっかりするまで、きりふきを使います。
新聞紙をめくって、毎日やりましょう。

 
 
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3

3〜5日ほどで芽が出はじめたら、十分に日に当てます。
ふたつに折れた状態で土から芽を出し、頭をもたげるようにのびてきます。
葉の先に種の皮がついたまま、出てくるものもあります。
おもしろいので観察してみましょう。

 
 
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4

1日1回、たっぷり水やりをします。
乾燥してまわりがかれるようなら、朝晩にやりましょう。
苗が小さい間は、たおれないようにそっと水をあげましょう。

 
 
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たくさん発芽して込み合っていたら、ふれあうほど近いものを、少し間引きます。
間引きしたものは、芽ネギといって食べられます。
「つま」として売られていることもあります。
つまとは、料理をおいしそうに引きたてるかざりのことです。

 
 
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5

どんどん大きくなってきます。

 
 
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このくらいになったら収穫できます。

 
 
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6

収穫するときは、大きいものから根元を切ります。
肥料をあげておくと、そこからまた若い芽がでてきます。
3回ほど収穫できるので、大事に育てましょう。

 
 
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7

食べるために買ってきたアオネギでも、根っこがついたものなら栽培できます。
根のあたりを5cmほど残して、上の青い部分を切って食べます。
根は水につけてすずしいところにおいておくと、あっというまにのびてきます。
太い茎の中ほど、うすく切り替えが見えます。

 
 
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8

食べるために買ってきたみつばも、同じように栽培できます。
ぜひやってみましょう。