@野菜を栽培・収穫してみよう

〜種からの野菜作り(中級)〜

ミズナ(アブラナ科)

ミズナは短い期間で成長し、たくさん収穫できるわよ。
30度をこえる気温だと、よく育たないけれど、真夏以外は栽培できるわ。
たくさん芽が出てくるので、もったいないと思わず間引きするのがポイントよ。
株が小さいうちは、虫がつきやすいのでカバーなどで防ぎましょう。

栽培方法を印刷する
ミズナ
 

栽培時期

栽培時期

栽培手順

写真

1

プランターに元肥と土を入れて、しっかりしめらせます。
種をまく部分に、浅くすじをつけ、種をパラパラと入れていきます。
やさしく土をかぶせて、軽くおさえます。
あまり深くうめたり、ギュッと土をかためると芽が出にくくなります。
最後にきりふきで、水をかけます。

 
 
写真

2

芽が出るまでは、乾燥をふせぐために、ぬれた新聞紙で上をおおっておきましょう。
激しい雨も防いでくれます。
水やりは、芽が出てしっかりするまで、きりふきを使います。
新聞紙をめくって、毎日やりましょう。

 
 
写真

3

3〜5日ほどで芽が出はじめます。
虫にやられないように、光を通すタイプのカバーをしておきましょう。
せっかくの芽がたおれないように、小さいうちはきりふきを使って水やりします。
気温が高くなって、乾燥するようなら1日2回、朝晩の涼しい時に水やりしましょう。

 
 
写真

4

ほとんど発芽して、ふた葉になったら、元気のない芽やまとまってはえてきた部分のベビーミズナをぬきます。(間引き@)
間引きしたベビーミズナは、かいわれ菜として食べましょう。
双葉は顔を太陽に向けます。
反対に向けると、1時間ほどでまた太陽の方を向きます。
おもしろいので試してみましょう。

 
 
写真

5

さらに5日ほどで、本葉が3〜5枚くらいになります。
ここで、さらに少し間引きます。 (間引きA)

 
 
写真
写真

6

成長途中で、株が込み合ってきたと思ったら、いつでも間引きます。(間引きB)
株と株の間が10cm以上空いているとベストです。
小さくても、ミズナになっています。

 
 
写真
写真

7

虫よけカバーを取ります。
食べる部分がなくならないよう、毎日、虫たいじをします。
ピンセットを使うと便利です。
虫がつくので、肥料はほどほどにやります。
葉がしげってくるので、液肥の方が全体に栄養をやりやすいでしょう。
液肥を与えるときは、1週間おきに水やりの代わりに与えます。

 
 
写真
写真

8

1か月ほどで収穫できます。
あまり大きくないうちに収穫した方が、やわらかくておいしいものを食べることができます。
根元をはさみで切ります。