●お米の評価

お米は、よく見て、よく味わうと、品種によってとても違いのある食べ物です。
お米の味や食べた時の食感のことを、専門的に「食味」と言います。
「日本晴」と「コシヒカリ」を基準にして、食べたお米の「食味」はどんな風に違うかを見ることで良いお米かどうか評価されます。評価の方法には2つあります。

お米の評価の方法には人が行う官能試験と、機械が行う分析検査があります。

◎人がする評価：官能試験

見た目	つやがあるか、きれいな白色か
香り	ご飯の良い香りがするか
味	甘みがあるかどうか
口あたり	ごわごわしていないか、のどごしが良いか
ねばり	ネバネバか、さっぱりか
やわらかさ（かたさ）	やわらかいか、かたいか、ベタッとしていないか

◎機械で成分をはかる評価：分析検査

近赤外線分析機で成分をはかり、「食味値」を出します。
お米屋さんに行くと「食味値 70点」というように表示されています。
70点以上がおいしいお米とされています。