
【 2. お米の今昔クイズ 】 Q8:
●主食の働き
主食とは、食事の中心となって、主なエネルギーを供給するみなもとになる食物のことです。
お米の他にも小麦(小麦で作られたパンなど)・大麦・トウモロコシなどの穀物や、じゃがいも・サツマイモ・タロイモ・キャッサバなどのイモ類を主食としている国があります。
各国で、他の作物に比べて毎年安定してたくさんとれ、エネルギー源となる炭水化物を多く含む作物が主食となります。
| 主にお米を主食とする国 | 日本・韓国・スペイン・西アフリカ |
|---|---|
| 主にパンを主食とする国 | トルコ・エチオピア |
| 主に芋類を主食とする国 | アイルランド(ジャガイモ) |
| 主にパンとジャガイモを主食とする国 | ドイツ・ロシア・ポーランド |
| 複数の食べ物を主食とする国 | 中国(米・まんじゅう)・イタリア(パスタ・パン)・ カメルーン(キャッサバ・ヤムイモ・とうもろこし・バナナなど)・ ナイジェリア・インド(米・小麦やとうもろこしのナンなど)・ ペルー・ブラジル(とうもろこし・ジャガイモ) |
| 主食という考え方がうすい国 | アメリカ・カナダ・フランス(パンが多い)・ イギリス(パン・ジャガイモが多い) |
残念ながら、今の日本では、主食であるお米をたくさん食べなくなってきました。
食べる人が減ると、作られる量も減っていきます。